想像を絶する2日間──無人機とデルタフォースの史上最悪の脱出作戦

INTRODUCTION

そこは、死と隣り合わせの「最悪の地」〝空の眼”は孤立無援のチームを救えるか――。想像を絶する脱出作戦が始まる!

反政府ゲリラが支配する南アジア・スールー海の孤島。米軍特殊部隊デルタフォースは、誘拐されたCIAエージェントの救出任務に挑む。航空支援の連絡役(JTAC:統合末端攻撃統制官)として新兵のキニー軍曹(リアム・ヘムズワース)が参加するが、部隊は予期せぬ敵の襲撃で壊滅寸前に陥る。通信も支援も武器も限られた中で孤立したキニーの唯一の希望は、遠隔地から作戦を支援する米空軍の無人戦闘機(MQ-9リーパー)オペレーター、グリム大尉(ラッセル・クロウ)だった。極限の48時間、生と死を賭けた想像を絶する脱出作戦が始まる。

ランド・オブ・バッド場面写真 ランド・オブ・バッド場面写真 ランド・オブ・バッド場面写真 ランド・オブ・バッド場面写真

STORY

リアム・ヘムズワース アメリカ海軍全面協力―最前線を、追体験

全米公開時には2週連続TOP10入りのスマッシュヒットを記録、観客満足度94%(Rotten Tomatoes)の高い評価を獲得し、配信でもNetflix全世界ランキング初登場1位に輝いた話題作が、遂に日本登場!
絶体絶命の危機に陥った若き同胞を後方から支えるベテラン軍人を演じるのは、これまで数々のアクション大作で「闘う男」を演じてきた国際的スター、ラッセル・クロウ。孤独な戦いを強いられるJTAC軍曹に扮するのは、『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワース。彼の実兄ルーク・ヘムズワースもデルタフォース隊員役で出演している。監督は『アンダーウォーター』のウィリアム・ユーバンク。
アメリカ海軍全面協力のもと、軍人同士の会話から激しい銃撃戦に至るまで、入念な取材を重ね、銃、ハイテク兵器、戦闘機、戦術など、すべてがリアルな視点で描かれた、極めて現代的なリアルアクションが誕生した!

デルタフォース

対テロ・人質救出・偵察などの極秘任務を行うアメリカ陸軍の精鋭特殊部隊であり、CIAや他部隊と連携して世界中で活動している。厳しい選抜と訓練を経た精鋭で、グリーンベレーやネイビーシールズと並ぶ米軍最強部隊とされる。

JTAC(統合末端攻撃統制官)

地上部隊と航空機を連携させて精密な航空支援を指示する専門兵士であり、誤爆を防ぎつつ作戦の成功と味方の安全を支える現代戦の重要な存在である。

MQ-9 リーパー

米国製の無人攻撃機で、長時間滞空と高性能センサーを備え、ミサイルや誘導爆弾を多数搭載可能。無人機中で最高の攻撃力を持つ。

CAST

ラッセル・クロウ

ラッセル・クロウ(RUSSELL CROWE)

空軍大尉 エディ・グリム "リーパー"役

ラッセル・クロウは、映画『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞し、『インサイダー』『ビューティフル・マインド』でも同賞にノミネートされた実力派俳優である。代表作には『レ・ミゼラブル』『ノア』『マン・オブ・スティール』『アメリカン・ギャングスター』『ナイスガイズ!』などがあり、多様な役柄をこなす幅広い演技力が評価されている。テレビシリーズ「ザ・ラウデスト・ボイス」ではロジャー・エイルズ役を演じ、ゴールデングローブ賞を受賞。近年は『ディバイナー』『ポーカー・フェイス 裏切りのカード』などで監督・主演を兼任し、映画制作にも精力的に取り組んでいる。オーストラリア出身で、国際的なキャリアを築き上げたクロウは、現代映画界を代表する俳優の一人として世界中の観客を魅了し続けている。

リアム・ヘムズワース

リアム・ヘムズワース(LIAM HEMSWORTH)

統合末端攻撃統制官(JTAC) キニー役

ライオンズゲートの世界的大ヒット映画シリーズ『ハンガー・ゲーム』で「ゲイル」役を演じたことで広く知られている。同シリーズはこれまでに全世界で29億6000万ドル以上の興行収入を記録している。また、シルベスター・スタローン主演の『エクスペンダブルズ2』や、ローランド・エメリッヒ監督の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』など、他の大作映画にも出演しており、それぞれ3億1500万ドル、3億8900万ドルの興行収入を上げている。その他の出演作には、ジョン・マルコヴィッチやヴィンス・ヴォーンと共演したインディペンデント映画『アーカンソー』や、レベル・ウィルソンと共演したニュー・ライン・シネマの『アイ・フィール・プリティ! ラブ・アゲイン』がある。すでに発表されている通り、Netflixの大ヒットシリーズ「ウィッチャー」でリヴィアのゲラルト役を引き継ぐことが決まっている。この作品はNetflixで最も視聴されたシリーズの一つである。

ルーク・ヘムズワース

ルーク・ヘムズワース(LUKE HEMSWORTH)

デルタフォース軍曹 エイベル役

HBOの人気シリーズ「ウエストワールド」最終第4シーズンでアシュリー・スタブス役として出演し注目を集めた。最近では、映画『ソー:ラブ&サンダー』にカメオ出演したほか、トーマス・ジェーンやタイリース・ギブソンと共演した『Bad Hombres』を撮影終了。クルト・ラッセル、アレクシス・ブレデルらと共演したクライムスリラー『ビットコイン・ウォーズ 暗号資産の行方』や、マギー・Qと共演した『デス・オブ・ミー』でも主演を務めた。オーストラリアの名門NIDA(国立演劇芸術学院)を卒業後、「The Saddle Club」「Blue Heelers」など地元の人気テレビドラマでキャリアをスタート。2015年にはトロント国際映画祭でプレミア上映された『Kill Me Three Times』(サイモン・ペッグ、テリーサ・パーマー共演)で国際的な注目を浴びた。今後は、モーガン・フリーマンと共演した主演アクション映画『Gunner』が控える。

マイロ・ヴィンティミリア

マイロ・ヴィンティミリア(MILO VENTIMIGLIA)

デルタフォース曹長 シュガー役

「The Company You Keep」に主演し、エグゼクティブ・プロデューサーも務める。NBCの「This is Us」では6シーズンにわたり家族の父ジャックを演じ、エミー賞に3度ノミネートされた。Netflixの「Gilmore Girls」続編にも出演し、多数のテレビドラマにゲスト出演している。映画では『The Art of Racing in the Rain』や『Second Act』などに出演し、『ロッキー・ザ・ファイナル』ではシルベスター・スタローンの息子役を務めた。自身の制作会社DiVide Picturesを通じてドラマやウェブシリーズの制作も行い、コミック出版にも関わっている。父親はベトナム戦争の退役軍人であり、自身も一時はアメリカ海軍への入隊を真剣に考えていた。
退役軍人支援団体IAVAの活動にも参加し、USOと共に兵士たちを支援している。

リッキー・ウィットル

リッキー・ウィットル(RICKY WHITTLE)

デルタフォース軍曹 ビショップ役

父親はジャマイカ出身のイギリス空軍(RAF)の軍人であり、彼は空軍基地を転々としながら育った。特に北アイルランドで過ごした幼少期の経験が人格形成に大きな影響を与えた。サウサンプトン大学で法学を学びつつモデルを始め、後に俳優業に専念した。テレビドラマ「Hollyoaks」や「The 100」、『American Gods』で主演し、国際的に評価を得ている。多文化環境で育った経験から多様性と人種問題に強い関心を持ち、俳優としても人間としても成長を続けている。

STAFF

ウィリアム・ユーバンク

ウィリアム・ユーバンク

監督/プロデューサー/共同脚本家

初長編映画『地球、最後の男』は、多くの映画祭で上映され、サンタバーバラ国際映画祭で「ベスト・オブ・ザ・フェスト」を受賞、アテネ国際映画祭では「最優秀監督賞」を受賞するなどインディペンデント映画としての成功を収めた。サンダンス映画祭で話題を呼んだ『シグナル』では、スタンリー・キューブリックやデヴィッド・リンチからの影響が色濃く反映されており、視覚的な美学と緻密な演出で高く評価されている。『ランド・オブ・バッド』は、2025年2月全米で公開されると、口コミが広がり2週連続TOP10入りのスマッシュヒットとなった。米有名レビューサイトRotten Tomatoesでも満足度94%を獲得し「近年で最高の戦闘アクション」「圧倒的なリアリティ。興奮が止まらない」との高い評価を得ている。